こんにちは、地元長野県に移住してほそぼそと副業をしながら生活しているかまくらです。
先日、記事「サラリーマン副業の休日の使い方【ハード休日事例あり】」を公開したところ・・・
「平日の仕事終わりや休日を使うにしても、そもそも副業にあてる時間が少ないんですけど・・・」
と、感じた方々も多いと思います。
コロナ禍で強制的に働き方改革が進み、自宅で過ごす時間が増えてはいると思います。
とはいえ、やはり時間には限りがあるのは事実です。
なので限りある時間をどうやって効率よく使うかが、副業成功のカギとなります。
まさに、“生産性をあげる”ことが課題となるわけです。
そこで本記事では、生産性を低下させている“悪習慣”を紹介したいと思います。
※逆に“良い習慣”の作り方は、記事「習慣こそ最強の武器!習慣化のコツとは?」を参照ください。
僕はビジネススキルの学習でよくビジネス系YouTuberを参考にしていますが、新R25チャンネルで「あなたはまだ続けてない? デキる人が実はやめているコトTOP5」が紹介されています。
動画「あなたはまだ続けてない? デキる人が実はやめているコトTOP5」で紹介されているTOP5をベースに、悪習慣を見ていきましょう。
第1位:覚えること
「〇月〇日〇〇時に、〇〇をやらなければいけない」
「△△さんに△△を依頼する」
などをいちいち頭に記憶している人いませんか?
これをやってしまうと脳みそを“記憶する”ことに使ってしまい、“考える”ことに力を注げなくなります。
学校教育の弊害なのか、僕らはすぐに何かを記憶しようとするんですよね・・・。
受験勉強では、まずは記憶する(暗記する)ことがベースにあり、記憶したものをどう活用するかで問題を解いていきます。
でも、ビジネスでは記憶すればうまくいくわけではありません。
記憶することにあまり意味はなく、知識なんてものはGoogle先生に聞けばすぐに出てきます。
その知識をどう活用するか“考える”ことが重要になるわけです。
なので、“記憶する”ことよりも、“考える”ことに集中した方が圧倒的に生産性はあがります。
「〇月〇日〇〇時に、〇〇をやらなければいけない」
「△△さんに△△を依頼する」
などのタスクもいちいち頭の中に記憶しておく必要はありません。
僕の場合はiPhoneに標準搭載されているスケジューラーとリマインダーをフル活用しています。
例えば、書籍「非常識な成功法則」(神田昌典著)では・・・
ことが紹介されています。
それであれば、お客様とお会いした初日から30日後にお客様に連絡するように自分自身に指示出しするリマインダーをセットしておけばよいのです。
第2位:弱みを改善すること
「弱みを改善すること」も、時間を過度に割くべきではない習慣の1つですね。
これまた学校教育の弊害だと思います・・・。
(ごめんなさい。個人的に学校教育に興味があるためか、どうしてもツッコミたくなってしまうんです)
学校のテストでは“総合点”が評価されます。
国語/数学/理科/社会/英語でまんべんなく点数がとれた方が、先生や親から褒められるんですね。
受験では総合点が評価されます。
そうなると勉強の戦略としては“点数の低い教科の勉強をして、総合点を伸ばす”方が効率がいいわけです。
数学を90点から100点にするよりも、国語を50点から60点を目指した方がよい。
90点から100点で+10点を稼ぐより、50点から60点で+10点を稼ぐ方が楽です。
しかも、50点から60点にする努力をすれば、ラッキーなことに50点から70点に成績が上がるかもしれません。
ただ、“点数の低い教科の勉強をして、総合点を伸ばす”といういわゆる「弱みを改善すること」はビジネスでは生産性の低下につながります。
「できないこと(不得意なこと)に、なんでそんなに時間を使っているの?
自分の不得意なことは他人に任せればいいじゃないか」
ということになるのです。
書籍「多動力」(堀江貴文著)では・・・
と、書かれています。
まさに、自分にできないこと(不得意なこと)は他人に任せてしまって、自分の得意なことに時間を割いた方が生産性は上がります。
国語で50点から60点に点数を上げるよりも、毎回の数学のテストで100点を取り続ける人(専門性の高い人)の方が世の中的にも重宝される時代だと思います。
第3位:忙しさ自慢
「忙しさ自慢」する人・・・結構いますね。
僕も大学院時代は「忙しさ自慢」をしまくってました笑。
「俺こんなにがんばってるんです
(だからちょっと結果が出ていなくても大目にみてください。だらけさせてください)」
アピールですね。
ただ、「忙しさ自慢」は使える時もあります。
「忙しい忙しい」と言っていると、過度に飲み会に誘われなくなります。
「飲み会に時間を割くよりも、副業に専念したい」
という人にとっては「忙しさ自慢」は良い方向に働くと思います。
あと、過去の「忙しさ自慢」をする人からは物理的に距離をとりましょう。
「わしらの若い時はもっとはたらいた。
深夜残業なんて当たり前だったよ」
はい・・・それは、昭和の時代の働き方であって、今は令和の時代です笑。
物が足りなかった昭和の時代は物を作れば売れる時代だったのですが、物があふれている令和の時代では過去の働き方は通用しないんです。
こういう人とは話すこと自体時間の無駄なので、物理的に距離をとりましょう。
第4位:食事中に仕事の話をすること
東京で働いているときよくやってましたね~。
“ランチミーティング”
「ランチのときぐらい、ゆっくりしようぜ!」
と、今では思うのですが、周りが当たり前にやっていると、「これが当たり前か・・・」という感じになっちゃうんですよね。
今となってはいい思い出です笑。
そもそもランチミーティングしなければいけないほど社員が切羽詰まっているということは、会社のビジネスモデル自体に限界がきているということではないのでしょうか?
ちなみ、世界の大富豪で多いのがユダヤ人・・・
そのユダヤ人のビジネス方法が紹介されている書籍「ユダヤの商法」(藤田田著)でも・・・
と、書かれています。
食事は十分な時間をかけて楽しむものという考え方ですね。
ユダヤ人にとっては、仕事の話以外でも、戦争と宗教の話は食事中にタブーとされています。
第5位:意思決定を延ばすこと
「意思決定を先延ばししない」は社会人1年目のときに結構叩き込まれました。
・2時間の熟考の末出した結論と、30分集中して出した結論はそんなに変わらない。
・アウトプットは30~40%ぐらいの完成度で一旦上司や先輩社員にみせる。そこから軌道修正した方が生産性が上がる。
と、いった感じですね。
地方ではたらいていてよく目の当たりにするのが・・・
「考えに考え抜いた結論が正しい」
という説ですね。
考える時間があるならさっさと30分で結論を出して、その結論が正しいかどうかを確かめた方が断然生産性は上がります。
結論が正しくなかったら素早く軌道修正すればいいだけのことです。
考えに考え抜いた結論が正しくなかった場合、考えに考え抜いた時間がもったいなくなります。
あと、考えに考え抜いたプロセス(過程)のせいで、結論が正しくなかったことを受け入れにくくなる(間違いを認めにくくなる)傾向にあります。
こうなるともはや、考えに考え抜いた時間ももったいなければ、間違いを認めるのについやした時間ももったいなくなりますね。
30分集中して考えて結論を出し、さっさと行動に移しましょう。
世の中のビジネススピードにやられてしまいますよ?
まとめ
「何がやりたいのだろう?」
「何をやった方がいいのだろう?」
と、人間は考えがちですが、実は・・・
「何をやりたくないのだろう?」
「何をやらない方がいいのだろう?」
と、考えた方が思考がまとまるときがあります。
ぜひ、やらないことにも考えを巡らせてみて、生産性を向上させましょう!
それでは~
かまくら