「自分の部屋でもっと快適に過ごせるようにしたい!できればお金をかけずに・・・」
「企業のテレワークの導入で、自宅で仕事をする機会が増えたけど、なんか集中できない」
というあなた向けに記事を書いています。
こんにちは、地元長野県に移住してほそぼそと副業をしながら生活しているかまくらです。
「みなさん、物に囲まれ過ぎていませんか?」
僕はそう世の中の人に問いたい。
大量消費社会を終えて、世の中に物が溢れている時代になりました。
需要と供給のバランスは崩れ、圧倒的に供給過多な時代・・・。
物価が下がって当たり前、そして、僕らの思考も“安くていい”にシフトしています。
だって、安くても十分生活できる商品を手に入れることができるからです。
ただ、安さに魅了されて、僕らは“特に必要ないもの”まで買っていませんかね?
そして、多くの“特に必要のないもの”に囲まれることで、僕らの落ち着きやら集中力やらが奪われていると考えています。
そこで本記事では、物を捨て去ったミニマリスト(断捨離実施後)の部屋の効果について解説したいと思います。
僕自身、半年前に大規模なミニマリストの部屋化(断捨離)を実施して、その効果を日々実感しています。
あなたのミニマリスト化のモチベーションアップにつながったら幸いです。
記事の信頼性
・書籍を100冊以上売って、ミニマリストの部屋を実現しています。
・“うつ状態”という病気の完治にも、断捨離は役立てました。
・2019年1月より、地元長野県に移住しています。
・2019年7月より、副業で株式投資の個別セミナーを運営しています。
・副業で本業の2.7倍の収益を得ています。
ミニマリストの部屋化による3つの効果
先に結論から言ってしまうと、ミニマリストの部屋で過ごすと以下の3つの効果が実感できます。
2、落ち着いた日々を過ごせる
3、生活コストが抑えられる
それでは、ひとつ1つ具体的に解説していきます。
(1)集中力がアップする
あなたの身の回りに“やたらと机の上の物が多い人”いませんか?
(あなた自身の机の上の物が多いですか?)
机の上の物が多い人の頭の中は“ゴチャゴチャ”している・・・思考が整理されていない傾向にあります。
僕が東京で働いていたときの同僚の机がそんな感じでしたね・・・(僕自身もそうでした笑)
プロジェクトが本稼働する一歩手前では机の上に書籍や書類がガッサガサ・・・なのに、プロジェクトが本格稼働し始めるころには机の上が整理されていました笑。
これはプロジェクトが本格稼働する一歩手前は計画を立てる段階で、思考が“発散”されている時期だったからでしょう。
そして、プロジェクトが本格稼働し始めるころは計画を立て終えている段階で、思考が“集束”されている時期だからだと思います。
こんな感じで、発散時には机の上が“ガッサガサ”で頭の中は“ゴッチャゴチャ”、集束時には机の上が“ピッカピカ”で頭の中も“スッキリ”というわけです。
普段の生活では、頭の中を“スッキリ”としておきたいですよね?
それであれば、まずは机の上を整理することをおススメします。
ここには、頭が“ゴチャゴチャ”だから机が汚い・・・ではなく、机が汚いから頭がゴチャゴチャになるという逆転の発想があります。
(幸せだから笑顔になるじゃなくて、笑顔でいるから幸せになる的な発想ですね)
書籍「自分を操る超集中力」(メンタリストDaiGO著)では・・・
と、説明されています。
人が集中しようとするには、結構な意思の力が必要になります。
その意思の力を削いでしまうのが、机の上の物なわけですね。
(簡単な話、勉強机の上にマンガやゲームがあったら、勉強に集中できませんよね・・・)
記事「ミニマリストの部屋へ!~電子書籍編~」でも書いたことなのですが、部屋から物が少なくなると余計なことを考えなくなります。
机の上の物を少なくすると、集中力のアップにつながります。
(2)落ち着いた日々を過ごせる
ミニマリストの部屋が落ち着いた日々をもたらしてくれます。理由は以下の4つです。
Ⅱ.物が見つからなくてイライラすることがなくなる
Ⅲ.心の断捨離も進んでスッキリ!
Ⅳ.忘れ物が少なくなる
ひとつ1つ解説していきます!
Ⅰ.朝起きたときが爽快
引っ越しを経験したことはありますか?
引っ越し初日の何もないガラッとしたアパート(空間)を見たときに、妙な爽快感はありませんでしたか?
部屋から物を減らすと、その爽快感に近しいものを毎日体感できます笑。
朝起きて、目障りなものがないんですね~。
空間も広々と感じられて、妙に気分が良くなるのです。
Ⅱ.物が見つからなくてイライラすることがなくなる
そして、部屋が整理整頓されていると、物がみつからなくてイライラすることがなくなります。
僕が断捨離を実施したときに大量に捨てたのが“書類”です。
もう有効期限が切れている契約書や過去のプロジェクト関連の書類を大量に捨てました。
もちろん、更新中の契約書は大切に保管しますし、ノウハウがつまった書類はスキャンしてクラウドで保存しています。
(クラウドへの保存は本当におすすめします!質量がなくなりますね笑)
大量に物を捨てられると、空いたスペースに本当に大切なものを収納できます。
(自分にとって何が大切なものか知るきっかけにもなります)
そして、自分が必要とするものを必要なときに“パッ”と取り出せるわけです。
本当に気持ちいい!
Ⅲ.心の断捨離も進んでスッキリ!
大量に捨てた“書類”の中には、過去の黒歴史的なものも含まれています。
過去の黒歴史的なものも全て捨ててしまうと、心がスッキリします。
僕の場合は、“うつ状態”の原因となった長時間労働の記録や、労働基準監督署でヒアリングを受けたときの記録が未だに本棚の片隅に眠ってましたね笑。
当時は本当に許せなくて・・・
「会社って、従業員を使うだけ使って、壊れたら給料下げて退職を促すだけだよね」
と、感じてましたね。
“うつ状態”を治すのに4年はかかっているわけで、30代前半の4年間の代償は今でも大きかったと思っています。
今は許すもなにも、その当時の記憶も薄れていて(体がたぶん忘れるように作用していて)、街角の電柱ぐらい意識しない感じになっています。
ま~、これも今の生活に満足しているからという結果論でしかないですけどね。
「こんなくだらん過去を思い出すものなんて、俺の部屋にはいらん!」
と、過去の記憶をうっすらと呼び起こす黒歴史的な資料も全て捨てきりましょう。
妙に心がスッキリしたのを今でも鮮明に覚えています。
Ⅳ.忘れ物が少なくなる
これはものすごく小さな話なのですが、部屋の断捨離が進むと忘れ物が少なくなりますね。
物自体が少ないから忘れる確率が低くなる・・・といってしまえばそれまでなのですが・・・
外に持ち出す物を“サッ”と確認できるので、忘れ物が少なくなります。
僕のカバンの中には普段、弁当箱と財布とイヤホンとクリアファイル1枚しか入っていません。
(昔は常に書籍が3冊程入っていたんですけど、全て電子書籍化済み。
詳細は記事「ミニマリストの部屋へ!~電子書籍編~」を参照ください。)
あとはポケットの中に車のキーとスマホを入れて、お出かけ準備は完了です。
(3)生活コストが抑えられる
ミニマリストの部屋で生活していると、生活コストを抑えられるようにないます。
よく言われるのが・・・
「居住スペースが小さくなって、ワンサイズ小さい部屋へと引っ越しできて、家賃が抑えられる」
ですね。
確かにごもっともなのですが、「子供部屋のおじさん」にその論理は全く響かないわけです笑。
心理学的に言うと、ミニマリストの部屋で生活していると、“現状維持バイアス”がはたらいて、物が欲しくなくなるんです。
物が欲しくなくなるというとちょっと語弊があるかもしれません。
「今あるもので十分じゃないか?」
「これって、本当に必要なのだろうか?」
と、買い物をするときにワンクッション自問自答することになるんですね。
いかんせん、せっかく物が少ないきれいな部屋に快適に住んでいるので、余計なものは欲しくなくなるんです。
物を買うことが本当に激減するので、生活コストが下がります。
ミニマリストは継続しやすい
記事「ミニマリストの部屋へ!~電子書籍編~」でも触れましたが、ミニマリストの部屋は一度構築してしまえば、後は部屋の維持がすごく楽になります。
先述した“現状維持バイアス”がはたらくため、無駄に物を置こうとは思わなくなるんですね。
ぜひ、みなさんも一度、大規模な断捨離をやってみてください。
一度やってしまえば、あなたの部屋は最高の空間になります!
それでは~
かまくら