「サウナでととのいたいと思っているのですが、どうも冬場はととのいにくく感じています。冬場でもととのえるコツはありますでしょうか?」
という質問にお答えします。
こんにちは、地元長野県に移住してほそぼそと副業をしながら生活しているかまくらです。
サウナの効果「集中力が高まる」「リラックスできる」や、サウナの利用方法について記事「ととのうはずが?ととのわなかったサウナ体験あり【サ道】」で説明させていただきました。
忙しいビジネスマンや経営者を中心に、まだまだサウナ熱はおさまりそうにありません。
できればサウナを通年で楽しみたいところではあるのですが、1年間でサウナの難易度がグッと上がる季節があります。
冬です・・・。
冬は外気温度がそもそも低いので、サウナでも体が温まりにくいためです。
また、地下水や水道水からの垂れ流しの水でつくられた水風呂は水温が低くなっており、サウナで温まった体の体温を過剰に下げてしまいます。
(施設によっては、通年で水温が一定の水風呂を用意しているところもあります)
そこで、本記事では冬でもととのえるちょっとしたサウナのコツを紹介したいと思います。
通年でサウナを楽しめるようにしましょう!
記事の信頼性
・2021年10月現在、10ヵ月間週1~2回のペースでサウナを利用しています。
・東京大学大学院出身のバリバリの理系で、何でも試さないと気が済まない性分です笑。
結論:湯通しと水通しが効果的!
サウナの基本的な入り方は、以下のとおりです。
2、水風呂
3、外気浴
これが、ワンセットです。
※狙う効果を「集中力が高める」とするか「リラックスする」とするによって、セット数が変わります。詳細は記事「ととのうはずが?ととのわなかったサウナ体験あり【サ道】」をご覧ください。
冬場では「1、サウナ」の前に、「湯通しと水通し」を入れることが推奨されています。
湯通しとは、サウナの前に温泉につかったり、暖かいシャワーを浴びることを指します。
湯通しすることで、サウナでの体温上昇の効率が上がります。
水通しとは、サウナに入る前に水風呂につかったり、冷たいシャワーを浴びることを指します。
水通しすることで、皮膚が締まり、サウナで上昇した体の奥底の体温(深部体温)が体外に出にくくなります。
(魔法瓶みたいなイメージです)
湯通しと水通しを組み合わせて、冬場のサウナでの体温上昇を効率化することができるわけです。
湯通しのみがおすすめ
僕個人としては、湯通しのみをおススメします。
湯通ししてから水通しすると・・・
「魔法瓶効果はわかるんだけど、やっぱり体温が上昇しにくくなるな・・・」
が、正直な感想です。
温泉にゆっくりつかった後に、室温90℃のサウナに直行すると・・・
「すでに暑い!」
といった感覚になります。
冬場に湯通しせずにサウナに直行すると、サウナに12~15分程度いないと体が温まりきれません。
ところが、湯通ししてサウナに直行すると、サウナにいる時間は8分程度で十分でOKになります。
(8分以上いるのがしんどくなります・・・。いい傾向です笑)
湯通しの注意事項
ここまで本ブログを読んでくださった方々の中には・・・
「湯通し⇒サウナ⇒水風呂⇒外気浴で1セット、その後にまた、湯通し⇒サウナ⇒水風呂⇒外気浴を繰り返せばいいんですよね?」
と、思われた方も多いかと思います。
ちょっと待ってください・・・。
僕の今までの体験では、湯通しは1セット目の最初のみとした方がよいです。
2セット目からは湯通しはしない方がいいです。
この理由を科学的根拠で述べるのはちょっと難しいのですが、色々と仮説検証した結果・・・
各セットの最初に湯通しした場合と、1セット目の最初のみ湯通しした場合とでは、
「1セット目の最初のみ湯通しした場合」の方が、翌朝の目覚めがよくて、仕事のパフォーマンスが上がるんです。
外気浴後の湯通しは、冷えた体のつま先までしっかり温まって「超気持ちいい~」のですが、我慢ですね・・・。
(おっと、サウナで我慢は禁句でしたね笑)
以上のことから、外気浴後の湯通しはおススメできないので、冬場の外気浴はほどほどにしましょう。
外気浴で体温を下げ過ぎると、次のサウナで体温を上げるのに時間がかかってしまいます。
(サウナに15分入っても、「全然、余裕過ぎる・・・」といった状態になります)
冬場のサウナでととのうのは、結構難易度が高いです。
僕も日々仮説検証を重ねてみて、効率の良い冬場のサウナのととのい方がわかり次第、ブログで発信していきたいと思います。
それでは~
かまくら